(1)間欠性斜視
しつこい疲れ目の原因の一つで、開けている時に目の向きがズレてしまう斜視。モノが二重に見え、頭痛や肩こり、倦怠感などを引き起こす。片目で見ると症状が治まるのが特徴。この患者は、日本に約280万人いるそうです。
|
|
(2)隠れ斜視
目を閉じている時だけ、目の向きがズレてしまう(斜位)。日本人の約半数の6,000万人(2人に1人)に目のズレがあるそうです。モノが二重に見える症状はないものの、やはり脳が眼球を前に向けようと頑張っているので、目のズレが大きい場合はひどい疲れ目の原因に。
|
|
◆隠れ斜視チェック法 「新聞紙チェック」
(1)5m先で、誰かに新聞紙を「横に」持って立って貰う。
(2)両目を開けたまま片目を交互に隠し、5秒ずつ新聞紙を見る⇒左右で新聞紙1枚(幅50cm)以上ズレて見える場合は、隠れ斜視の可能性あり。
疲れ目に悩んでいて目のずれが大きい方は、当院にご相談ください。 |
|
◆疲れ目&斜視の治療法
(1)手術
目の筋肉の位置を数ミリズラすことで目の向きを治す手術。局部麻酔で可能、日帰りできることも。両目で凡そ1時間で終了。翌日には殆ど眼帯を取れる。当院では、手術は行っていませんが、適応病院を紹介させていただいています。
|
(2)プリズムメガネ
目 に入る光の角度を変えて、脳の働きを補助することで、疲れ目を軽減させる。作るには、先ず眼科で詳しく目のズレを測定し、プリズムメガネで目の疲れが軽減
するかを確認。プリズムメガネによっ て、有効であれば処方箋が出るので、それをメガネ屋さんに持っていけば作ることができます。 |
|